川崎駅東口

川崎駅東口の交通広場は地元だからではなく、優秀なのでおススメしたいところです。

川崎駅東口交通広場は2011年に再編され、随所に工夫が見られます。

まず、川崎駅の自由通路にはバスの乗り場案内と発車時刻の案内板(2019年8月設置)があります。次発まで掲載されていて必ずしも急ぐ必要はないことを示してくれます。

またバス停からの検索機も置いてあり初めてきた人にもわかりやすいのではと思います。

f:id:cvg-r409:20200510110457p:plain

川崎駅自由通路のバス乗り場案内板

交通広場に話を戻すと、JR川崎駅と京急線の線路の間に乗り場が展開され、JR川崎駅から見て手前側にタクシー乗り場と一般乗降のスペースがありその奥の海島と空島の2つの島からバスは発車します。(アクアライン経由の木更津行きのバスは京急線の奥から発車)地上1階レベルでスムーズに行けるほか地下からもアプローチが可能です。

地上を通っても屋根がついており雨の日も濡れずにJR川崎駅まで行けます。

f:id:cvg-r409:20200510110912p:plain

タクシー乗り場とバス乗り場などの位置関係

さらに注目はバス停の形状です。斜めに切り込んでおり、バスは縁石にかなり接近して停車します。

f:id:cvg-r409:20200510111221p:plain

縁石に寄って停車するバス

f:id:cvg-r409:20200510111255p:plain

ジグザグに切り込んだバス停

ちなみにこの写真右側には整列線が引かれていますが、平日朝は浮島や扇島方面の工場で働く方で混雑するほか、川崎駅東側は京急大師線を除きバスが大きなシェアを占めており日中でもバスが頻繁に発車します。川崎駅東口はバスと鉄道という結節点という側面を持っていることがわかります。

交通広場はそれぞれに工夫が感じられ観察するのも面白いです。これからも駅を降りたら随時観察してみたいと思います。(今学期の授業で交通広場を勉強すると思うのでそちらも楽しみです)